かえらぬ樺太への望郷の念と、樺太で亡くなった人々の慰霊のために昭和38年(1963)8月20日に建立された。慰霊碑の設計と製作は、ヒューマスティックな作風で知られる札幌出身の彫刻家・(故)本郷新氏が手掛けたもので、美術の教科書等にも掲載される等、美しく芸術性の高い作品として知られています。碑は、黒大理石の霊石を配した高さ8mの望郷の門、雪と氷の中で厳しく生き抜きそして敗戦の失意から再びたくましく立ち上がった人々を象徴する高さ2.4mの女性像。
北海道稚内市稚内公園
(1)稚内駅から徒歩で
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