江戸時代の深大寺村の総鎮守である青渭神社の境内には、大きなケヤキの古木があります。高さは約34メートル、目通り(目の高さ)の幹の太さは約5.5メートルです。文政11(1828)年成立の『新編武蔵風土記稿』、翌年成立の『江戸名所図会(えどめいしょずえ)』に、このケヤキのことが記されています。幕末の慶応元(1865)年に、深大寺が火災にあい、青渭神社も類焼しましたが、このケヤキは残り、今もなお樹勢はさかんです。
東京都調布市深大寺元町5-17-10
(1)京王線調布駅からバスで
時期:通年
-
-