檜原村の集落は上野原や棡原から笹尾根を越えた道が賑わっていたため,富士山麓系のかぶと造という,破風口の大きい入母屋造の農家が多く見受けられる。主屋前面に出桁をはね出し,軒を大きくして中二階にしたものと,妻部分を2,3層にして採光や通風をとったかぶと造があった。幕末以降普及したと考えられる。
東京都西多摩郡檜原村数馬
(1)武蔵五日市駅からバスで
規模:5棟
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