寛文5年(1665)の建立で、当市内で最も古い庚申塔です。庚申塔に女性の名が刻まれていたり、主尊に文字で阿弥陀仏を表すなど、当地方では珍しいものです。また、これには吉祥寺村の開発に従事した人々のうち10人の名前が銘記されています。なお、刻銘のうち「甲辛」は「庚申」、「阿弥施」は「阿弥陀」のそれぞれ誤記であると考えられる。
東京都武蔵野市吉祥寺東町1-1-21
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