文豪幸田露伴は下谷の生まれで、明治21年処女作「露団々」を発表して文学生活に入りました。明治26年長兄を頼って寺島へ来住し、以来大正13年までの約30年間この地に住むことになります。この間「枕頭山水」「五重塔」「風流微塵蔵」など広い分野で多くの作品を残し、現在露伴児童遊園となっている蝸牛庵の庭で門弟たちと剣道や弓・相撲などを楽しんだといいます。
東京都墨田区
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