詩人・小説家として知られる佐藤春夫(1892〜1964)の旧居跡。中学時代に石川啄木選の『明星』や『スバル』の歌壇に作品を寄せた。与謝野鉄幹や永井荷風に師事し、谷崎潤一郎との交流も深く、後年森鴎外の孫弟子と称した。『殉情詩集』『田園の憂鬱』『晶子曼陀羅』など数多くの作品を世に送り出す。1960年文化勲章受賞。この地には1927年から没するまで住んだ。伝通院に眠る。
東京都文京区関口3-6-16
(1)東京メトロ「江戸川橋」駅から徒歩で
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