父を亡くした一葉は,母妹とともに本郷菊坂町・下谷竜泉寺町・この地西片(旧丸山福山町)のうなぎ屋守喜の離れへと転居した。生活貧窮の中にあって執筆しつづけ,2年後,結核のため24歳で死ぬまでに『にごりえ』『たけくらべ』など一葉文学の代表作を書いた。終焉の地碑は『塵日記』の一節で,平塚らいてう氏の筆である。
東京都文京区西片1-17-8
(1)都営地下鉄「春日」駅から徒歩で(2)東京メトロ「後楽園」駅から徒歩で
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