神奈川県の西南端、千歳川、藤木川の渓谷に沿って位置する湯河原温泉。「万葉集」にも詠まれた古い歴史を持ち、温泉の発見には諸説あるが、なかでも「怪我をしたタヌキが発見した」というのがもっとも知られている。江戸時代にはすでに湯治場としての賑わいを見せており、明治から近年にかけては夏目漱石や国木田独歩をはじめ多くの作家たちが創作に交遊にと湯宿を利用していた。現在では150軒以上の宿泊施設があり、土産店や商店とともに賑やかな湯の町情緒を漂わせている。泉質-ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉/泉温-60.9度/効能-きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、動脈硬化など
神奈川県足柄下郡湯河原町宮上
(1)湯河原駅からバスで
宿泊施設軒数:182
宿泊施設総定員:約10,000
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