山に囲まれた鎌倉幕府は外部との連絡をスムーズにする必要があった。そのために作られた通り道が鎌倉7つ口と呼ばれる7か所の切通し。ここはそのひとつで、険しい山の真中を貫くように道が作られていたことがわかる。当時は軍事的にも敵の攻撃を食い止める場所として、この狭さが有効に機能していた。
神奈川県鎌倉市扇ヶ谷3
(1)JR横須賀線北鎌倉駅よりR21経由建長寺方面へ、建長寺手前の坂道右折徒歩5分
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