数ある長瀞の石塔婆のなかでも,唯一三連のもの。元亨3年(1323年)の銘があり,明治の末期に現在の宝来島公園から発掘され,鎌倉期の特徴を備えた美しい塔婆。保存の状態がよく650年を経た今もしっかりしていて,貴重な考古資料となっている。
埼玉県秩父郡長瀞町大字井戸(積蔵院境内)
(1)秩父鉄道野上駅から徒歩で
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