旧中村の鎮守である。祭神は伊弉諾命(いざなぎのみこと)、伊弉冉命(いざなみのみこと)の夫婦神と、その子四神あわせて六神が祀られている。「神社明細帳」には由緒不詳とされているが、故波木宮司が書かれた「村社六所大神御記」には、承和年中(834〜847)物部匝瑳連が中村郷の郷社として創祀・・・・・と記している。村人の崇敬の年の深さは奉納物によって知られ、なかには延喜式と刻字されたものもある。その立証はできないが、参道を囲む老杉は十分にその雰囲気を持っている。
千葉県香取郡多古町北中4番地
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