南並木の道路の分岐点に、道祖神の石宮が祀られている。句碑はこれと並んでいて、天保12年(1841)に芳薫亭梅堂他13名の有志によって建てられた。この地方は芭蕉十哲の一人杉山杉風の流れを汲む俳諧が流行し、幾つかの社中が結成された時代があった。そのあらわれの一つであろう。「雲おりおり人を休る月見哉」はせ越
千葉県香取郡多古町南並木1010
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