旧南並木村の鎮守である。社伝によると、元和3年(1617)村の佐藤勘兵衛付し阿に夢のお告げがあって、南中村大桐の祠からこの地に遷し、寛文元年(1661)に社殿を造ったと記されている。そして遷座の時にご神体を乗せた「馬の轡」が飯田惣右衛門家に伝えられていて、御利益によって子供の風邪が治ったことから次々と又貸しされて、一時は行方不明であったが、偶然飯田家当主によって、茨城県水戸市で発見され、以来今でも大切に保管されている。
千葉県香取郡多古町南並木257
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