旧南中村鴻巣集落の鎮守である。由緒については、唱和3年(1928)の区長報告書によると、昔、千葉胤貞がこの地に中城を築き、その鬼門の方角に守護神として祀った。千葉氏亡き後、葉木氏が氏神として自宅内に移したが、村人の信迎が厚かったので、天文年中(1532〜1554)現在地に遷座したと記している。今も城跡を偲ばせる堀跡等が社周辺に点在している。
千葉県香取郡多古町南中62番地1
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