下郷集落の鎮守である。由緒について「社寺台帳」には、大同3年(808)勧請と記されている。牛尾、船越両村の社でここだけが古く、またこの社から北へ1km程の所にある千田村の諏訪神社が、境の宮とも呼ばれ国郡町の境に祀られているが、この社も全く同じで、境内西側にかすかに残る旧道が上総下総の国境になっている。そして多古町師弟無形民俗文化財の「蛇祭り」は、この社でも行われる。
千葉県香取郡多古町牛尾字白幡山238
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