通称城山と呼ぶ丘の上にあり、由緒についての記録はない。この地は西側大地から岬状に突き出た古城跡の一部であったが、後年道路を作るために切り開かれ、ここだけが独立した丘になった。そして、切り開かれた地にある集落を「切り通し」と呼ぶ。またある時、社のご神体の木像が盗難にあったが、数日後に神崎河岸で盗人が捕えられて像は社に戻ったという神力を物語る話も残っている。
千葉県香取郡多古町多古2454
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