旧多古村の鎮守である。由緒について「社寺明細帳」には、祀神天正大神由緒不詳と記されている。城下町らしく、奉納物には藩士の名前が刻まれた物が多い。御神体ともいうべき天正皇太神御影軸には、大要次の様に書かれている。この掛物は文政6年(1823)に再表具したもので、正月祭日と4月のお田植神事の両祭礼日だけ別当所に渡すが、その他は御陣屋御宝庫に入置くものである。
千葉県香取郡多古町多古2572
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