旧染井村の鎮守である。由緒について「社寺台帳」には不詳と記されている。しかし、この村は染井中務という公卿が土着して村名になったとか、村内の地名原一帯を開発して名乗としてのが千葉氏一族の原氏だ、などの語り伝えを残している古い村である。また社は多古から江戸への街道沿いにあって、社殿は嘉永6年(1853)に建てられたものだが、彫刻の見事なことで有名である。
千葉県香取郡多古町染井255
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