旧出沼村の鎮守である。由緒は不詳と言われているが、この村の地形は北、西の風が遮られ南に開け日当たりが良く、家毎に湧水があって遠い昔から人の生活が営まれていたと思われる。それを裏付けるかのように横穴古墳があり、正応2年(1289)と刻まれた板碑(石造卒塔婆)もある。このことからも、社の古さが偲ばれる。
千葉県香取郡多古町出沼386
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