日蓮宗の寺である。由緒によると、寛永が年(1624)大堀村(現匝瑳市)に創立され、元禄13年(1700)にこの地に移され、初代住職は日遣であったと記されている。多古藩家老服部与五左衛門が責任者で開発された所で、寺の運営についても一町歩余の水田が寺の所有地になっていた。これらのことに応えて、享保6年(1721)に服部氏の供養塔が境内に建てられている。
千葉県香取郡多古町南玉造3756
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