日蓮宗の寺である。由緒には、健治年中(1275〜1277)には観音院という真言宗の寺であったが、弘安10年(1287)日蓮上人の弟子中老日位の教化によって、日蓮宗に改宗、寺号も改めた。応仁2年(1468)日意の代から、檀林として多くの学僧を集め、不受不施派を広めたが、五世能化日浣が弾圧を受けて流罪となり檀林は廃止された。安永9年(1780)には火災によって建物が失われ、天明元年(1781)に再興されたと記されている。
千葉県香取郡多古町南玉造1272
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