日蓮宗の寺である。由緒について寺伝には、貞治3年(1364)日朝上人の開基で多古、島も同じ開基で三妙光寺という、とある。この寺は板碑(石造卒塔婆)の多いことが有名で、応安5年(1372)と刻字されたものを始めに、長禄1457〜1460年まで10枚余を数える。また南中五軒堂といわれた郷士の平山藤右衛門の弟で、鏑木(現旭市)に移住した平山忠兵衛家の菩提寺になっている。
千葉県香取郡多古町南中163
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