日蓮宗の寺である。この寺で日圓師が開講したのが、中村壇林の始まりだと言われている。それだけに壇林日本寺との関係も深く、この寺の由緒について日本寺の「談林年貢帳」に次のように記されている。正中、嘉力(1324〜1329)の頃、千田庄の領主千葉胤貞は中山法華経寺三世日祐に帰依して、わが子2人を日胤、日貞と名づけて日祐の弟子とし、日祐を開基日胤を住職として東福寺を創立したとある。その後、天正15年(1587)には中山十代日院師も当寺に隠居している。
千葉県香取郡多古町南中1850
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