日蓮宗の寺である。由緒について、「社寺台帳」には、元禄2年(1689)創立と記されている。そして語り伝えによると、本尊は今でも地名に残る釈迦台から出土したという。幕末から近年まで、幼児の夜泣き、虫封じにご利益があると多勢の信者が訪れ、その名残りは多くの絵馬に見られる。堂内の天井絵も、時代を忘れさせる鮮やかな色を見せている。
千葉県香取郡多古町船越2031
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