真言宗室生寺派の寺である。この村は、文明年間(1469〜1486)には千葉氏の一族木内七郎正胤の居城であったとする一文が伝えられていて、村人の住いはこの城跡の上に作られている。山門のあたりの佇まいは、それを裏付けるようである。そして町内でも数少ない「大般若経」を所蔵している。
千葉県香取郡多古町本三倉272
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