現在では城域を明確にすることはできない。この城の存在を証明する文書としては、建武3年(1336)千葉一族の争いで、千葉胤貞(千葉城主)軍が攻め寄せた状況を「金沢文庫文書」が記している。この他に康正元年(1455)、文明10年(1478)、明応2年(1493)、天正10年(1582)と幾度かの攻防があったとされているが、築城の時代や守将の名前も共に明らかにするものは発見されていない。
千葉県香取郡多古町南並木895
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