大慈恩寺は、唐から帰化した僧・鑑真和上の開基と伝えられます。豪族・大須賀氏(千葉氏の一族)の保護を受けて栄え、室町時代には足利尊氏が利生塔(戦没者供養)建立し、江戸時代には徳川氏より朱印地を与えられて、中世以来の香取地方の名刹です。境内とその周辺には、千葉県指定有形文化財の梵鐘、成田市指定有形文化財の利生塔礎石群、板碑群など貴重な文化財が残されています。寺院を囲んで三方が森になっており、モミの大径木などの古木がそびえ立っています。中でも楓は樹齢1000年以上の大樹です。
千葉県成田市吉岡183-1
(1)成田駅からバスで(佐原行き)
「大慈恩寺」から徒歩で
創建年代:761
備考:無料
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