利生塔は、暦応4年(1341年)に光明天皇が足利尊氏の弟直義に命じ建立されています。現在の礎石群は江戸時代に再建されたもので、明治35年(1902年)の暴風により倒壊し、現在は礎のみ残っています。大慈恩寺の創建は天平宝字5年(761年)に鑑真和尚によるものと寺伝にありますが、実際には鎌倉時代末に律宗僧眞源によって建立されたと考えられています。成田市の新勝寺よりも80年早いとされています。昭和51年(1976年)11月1日に成田市の史跡に指定されました。
千葉県成田市吉岡183-1大慈恩寺
(1)JR成田駅からバスで(佐原行き)
「大慈恩寺」停留所から徒歩で
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