法蔵寺はもと、倉ケ崎にあったが、江戸時代初期の正保年代(1645頃)現在地に移転し、その時に庭木として植えられたものがこのいとひばだと伝えられている。この木は一対のうちの雄々しい一本で、他の一本は竹林の中にある。寺は戊辰戦争の際焼け落ちてしまったが、いとひばは幸いにも焼けず残り歴代の住職や壇家によって、大切に守られ親しまれてきた。
栃木県日光市大桑町270法蔵寺
(1)下今市駅からバスで
時期:通年
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