新田一族の今井氏が居住し、後に茂木氏が移り住んだと伝える。広さは1万坪をこえ、近世初期に描かれた「上今居郷屋敷図」に比定できる堀が残るなど、中世館跡の形態をよく残している。早川のふちに位置しており、堀は同川の水を貯水し、堰は水量調節の役目を果たすなど、用水管理の一面を持っていた。
群馬県伊勢崎市境西今井319
(1)境町駅から徒歩で
時代:中世
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