市の南吉井町と接する山名町字山神谷の丘陵中腹にある。多胡碑、金井沢の碑とともに上野三碑の一つに数えられている。碑文は漢文で4行53字からなり、楷書体の薬研彫り。放光寺僧が母「黒売刀目(くろめとじ)」のために建てたもので、年代は681年であることがわかっている。山ノ上の古墳は載石積の精巧な石室をもつ円墳で黒売刀目の墳墓とみられている。碑、古墳を含めた一帯が国の特別史跡に指定されている。
群馬県高崎市山名町2104
(1)西山名駅から徒歩で15分
時代:681
-
-