御油宿の町並みは街道に沿って見られ、連子格子のついた町家、一階表や二階の屋根に竹矢来を設けた家などが今も残る。しかし、なんといっても御油の目玉は松並木。東海道に宿駅制が布かれた後、慶長9年(1604)、約650本の松が植樹されたもので、現在、100年以上の古木を含めて、約270本余りがある。第二次大戦中に国の天然記念物に指定され、ようやく伐採の厄から免れたという。
愛知県豊川市御油町
(1)御油駅から徒歩で
規模:延長1km
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