「藤川宿」は品川宿から数えて37番目の宿場町で、町並みは約1kmあった。1601年(慶長6年)に藤川に伝馬朱印状が発給されて藤川宿が成立したが、発足当時の藤川宿は小さく、1648年(慶安元年)に隣村の市場村の68戸を現在地に移住させて、宿場町の形が整った。現在、約1kmの松並木は、市天然記念物に指定されている。また、芭蕉の句で有名なむらさき麦の栽培が再現され、毎年5月中旬に色づく。
愛知県岡崎市藤川町
(1)藤川駅から徒歩で
規模:延長1km
-
-