箱根山中、標高約550mの国道脇に残る城跡で、北条氏康が1589(天正17)年、豊臣秀吉の来攻に備えて構築したもの。自然の地形を利用した堅固な城であったが、1590(天正18)年の秀吉の小田原攻めで落城した。現在は広大な緑の史跡公園となり、三ノ丸跡の宋閑寺には、城将の墓や豊臣方の武将一柳直末の墓が並ぶ。
静岡県三島市山中新田
時代:1589
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