片瀬の海岸の近くにある大きな松。寛政5年に老中松平定信が異国船に対する護衛と海岸防備をかねて植えさせた松。江戸時代中期、片瀬と奈良本の2つの村は、互いに格式や家柄を誇って競い合い、けんかが絶えなかった。そこで、寺にある籍を焼いてしまえば、そのようないさかいはなくなると思い弥之助という男が、寺に火をつけて焼いてしまった。弥之助は捕えられて、この松で処刑された。
静岡県賀茂郡東伊豆町片瀬海岸
(1)片瀬白田駅から徒歩で
時期:通年
備考:無料
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