下方の絶壁はけずり取られていて、裏側からも滝をながめることができる。日本の滝100選、県名勝に指定されている。滝の北側には洞窟があり、天文年間(西暦1532〜55年)に長滝寺の僧がこの洞窟で修行中、護摩を焚いたところ、阿弥陀如来の姿が浮かび上がったことから、この名がついたといわれている。谷が東側に向かっているので、朝日を背にして滝の正面に立つと、水煙の中に自分の影が映し出され、その影の回りがぼんやりと虹色に縁取られて見えることがある。
岐阜県郡上市白鳥町前谷
規模:落差60m
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