板碑は板状の石を用いて頂を三角形にした石塔婆の一種で、鎌倉時代から供養のため多く建立されました。碑の高さは1.05m、幅0.51m。石材は安山岩で台石の上に建ち、碑面の上部に釈迦三尊の種子(しゅじ)を刻み下部には銘文が刻まれていますが、風化摩滅が著しくなっています。「大永六年九月」(1526年)の文字が確認できます。
山梨県甲斐市島上条309付近
(1)甲府駅からバスで
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