桧材一本造りで平安時代中期頃の作。本体の高さは111cm。左手に法燈、右手に宝棒を握り、両足で天邪鬼を踏んで邪悪を押さえるその像は、中山加賀ノ守一族の守り本尊として請来された。2躯のうち、1躯は地辷りと火災に遭った像だが、解体修復を経て、現在は広津地区栂ノ尾集落の毘沙門堂に安置されている。
長野県北安曇郡池田町広津
(1)安曇野ICから車で(2)JR大糸線信濃松川駅からタクシーで
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