霧多布市街から徒歩30分。海面標高40〜60mの男性的な海崖上にあるテーブル形の小半島が太平洋の荒海に突き出たところ。正式には湯沸岬(トーフツミサキ)であるが、ムードのある市街地名をとって、霧多布岬が一般的な呼び名となった。また、沿岸にトッカリ(あざらし)が生息するところからトッカリ岬と呼ぶ地元民もいる。展望台から豪壮な絶壁や奇岩が見られ、その果てに湯沸岬燈台が建っている。燈台を越えたところは海釣りに好適で海鳥たちのコロニーもある。平担な台地上は昆布干場と野生の花園で5月下旬〜6月上旬にはエゾコサクラソウ・エゾエンゴサク、6月下旬から7月上旬にかけてはヒオウギアヤメエゾカンゾウ・エゾスカシユリなどが次々と咲き競う。キャンプ場もある。
北海道厚岸郡浜中町霧多布
(1)浜中駅からバスで
徒歩で
規模:高さ/45m
-
-