このおう穴群は,神居古潭変成岩層が石狩川に浸食された部分にみられ,全長1,200mの間に大きく分けて7つの群をなして分布しています。大きいものは直径5mあり,規模からみてもこのおう穴群は地学上貴重な存在です。ちなみにおう穴とは,硬い川底や川岸のくぼみに小石が入り込み,急流によってその小石が回転して,長い年月をかけ円形の窪みを作り出したものです。旭川市指定文化財でもあり,H19には「日本の地質百選」にも認定されました。
北海道旭川市神居町神居古潭
(1)1条通7丁目からバスで(バス停「神居古潭」下車徒歩5分)
規模:深さ0.5〜5m、直径0.5〜5m
-
-