この湧水は、712年ごろ妖怪退治にこの地を訪れた木喰臥行者がとある村で「一杯の水でも」と乞いましたが邪険に断れたため、祈祷によりその村の出水をこの地へ移したという由来が残されています。湧水は、泉水公園の水に利用されており、公園に来た人ののどを潤しています。地元集落では、湧水脇に祀られている不動明王とともに湧水を保全し、近隣農地の農業用水や付近で行われているニジマス養殖の水利として活用しています。
新潟県上越市柿崎区東横山地内
(1)北陸自動車道「柿崎IC」から車で
(2)JR「柿崎駅」からバスで(下車後、徒歩で約60分※デマンドバス(要予約):頸北観光バス025-536-2219)
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