能登國大屋荘の地頭で、『平家物語』でも著名な鎌倉武士の長谷部信連公を祀る。信連公が建保6年(1218)の逝去に先立ち自作の肖像を刻んで大町来迎寺の御影堂に安置したのが、当社の起こりという。江戸時代には武健大明神と称し、昭和10年由縁深い穴水城の麓の現在地に移転した。寛永21年(1644)建立の本殿は神社建築に特異な禅宗様で、殿内の宮殿は漆塗りに極彩色を施した唐破風の精緻なものである。
石川県鳳珠郡穴水町川島
(1)穴水駅から徒歩で
創建年代:鎌倉
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