834(承和元)年、松尾神社は山城国松神社より勧請(かんじょう)されたと伝えられる。祭神は、大山咋命(おおやまくいのみこと)、玉依比賣命(たまよりひめのみこと)を祭り、古来、町居・草木・日下田の三カ村の惣社「松尾大明神」として崇敬されてきた。健立年代は、構造や手法から室町時代末期と推定されており、「永禄2年」と書かれた、松尾大明神懸仏(かげぼとけ)が同時期に作られたものと考えられている。1980(昭和55)年5月31日、本殿が国指定文化財に指定され、1984(昭和59)年3月26日に拝殿が石川県文化財に指定された。
石川県羽咋郡志賀町町居
(1)のと里山海道西山ICから車で
創建年代:834
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