天神祭でおなじみの大阪天満宮の敷地内北側に誕生した落語専門の定席。大阪天満宮界隈にはかつて8軒もの寄席があったが、戦後、次々と姿を消した。そこで上方落語協会や地域の商店街などが芸能文化の継承と発展、街の活性化を狙って寄席復活を呼びかけ、募金活動を開始。市民の浄財を集め、60年ぶりとなる2006年9月15日に正式オープンした。毎日13〜16時半は昼席、18時半または19〜20時は夜席。ベテランから若手まで、さまざまな落語家が登場するほか、マジック・漫才・太神楽など、落語以外の色物も上演。夜席の独演会や一門会も楽しみだ。学校向けプログラム『上方落語体験講座』などの開催も予定されている。
大阪府大阪市北区天神橋2-1-34
(1)地下鉄谷町線・堺筋線「南森町駅」4-B出口より徒歩3分・JR東西線「大阪天満宮駅」4-B出口より徒歩3分・地下鉄堺筋線「扇町駅」4号出口より徒歩10分・JR「天満駅」より徒歩10分
備考:一般(昼/前売)2,000円・(昼/当日)2,500円、65歳以上(昼)2,000円、高大生・身障者(昼)1,800円、小中生1,500円*団体料金(10名以上)有
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