積丹半島の西海岸に位置し、かつてのニシンの千石場所。明石期には豪壮な大漁家建築も建ち並び、盛況を極めたこともあった。道路の拡充などで多くの漁村集落は姿を消してしまったが、ここには今だにかつての雰囲気が残つている。古い遺構は少ないが、数棟の石造倉庫や田中漁場の舟澗・石垣・付属建物などが点在する。
北海道古宇郡泊村
(1)岩内駅/バス/20分(旧道沿い)
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