下赤坂城落城後、いったん身を隠していた楠木正成が、1332年に再び鎌倉幕府軍に戦いを挑んだときに築いた城のひとつ。三方を深い谷に囲まれたこの地で、正成はさまざまな戦略を駆使して戦うことになる。残念ながらこの場所には、当時を思わせる建物は何も残っていないが、本丸跡からは大阪平野が一望できる絶好のロケーションだ。
大阪府南河内郡千早赤阪村桐山
(1)近鉄長野線「富田林駅」からバスに乗り換え「水分」下車徒歩60分
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