関西花の寺第十二番霊場の寺。春の牡丹、ツツジ、初夏のアジサイとスイレン、秋の紅葉、冬はサザンカ、ロウバイなど、四季を通じて様々な花や木が楽しめ、訪れる人が絶えない。725年に行基が千手観音を本尊とし開創したと伝えられている。かつて秀吉もここへ三光神を祀ったり、月見を楽しんだりしたそうだ。入り口の楼門は奈良時代に建てられたもの。軒をそり挙げる独特の技法で造られ、その優雅な姿は「最も美しい楼門」といわれ、国の重要文化財に指定されている。また、本堂から「両果の道」を挟んだ北には、「虚空園」という10,000平方メートルにもおよぶ美しい庭園もある。梵字をイメージした「ア字山」、「バン字池」があり、“曼陀羅の庭”とも言われている。
大阪府池田市伏尾町697
(1)阪急宝塚線「池田駅」から、「久安寺」行バスで「久安寺」下車すぐ
ご利益:開運招福安産祈願所
備考:拝観料300円
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