東大寺再建をはじめ数々の偉業を成し遂げた俊乘坊重源上人が、日照りのため雨乞いをしていた。するとそこにすごい雷鳴と共に、雷が井戸へ落ちた。そして老婆が気丈にも石で井戸を塞いでしまう。助けを求める雷に、上人は「もう二度と桑原には落ちてはならぬぞ」と言って逃がしてやった。以後、「くわばら、くわばら」と唱えると、雷の方から逃げていくようになったとか。
大阪府和泉市桑原町152
(1)JR阪和線「和泉府中駅」より南海電鉄バスに乗り換え「桑原」下車徒歩1分JR阪和線「和泉府中駅」より徒歩15分
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