日本料理店「吉兆」の創業者・湯木貞一氏が50年余りにわたって収集した茶道具を中心に、茶懐石の器や古美術品などを収蔵・展示する美術館。御堂筋から平野町に入ったところ、吉兆平野店の跡地に建てられた8階建ビルの1〜3階部分に、昭和62年(1987)開館。「石山切」「高野切」「大燈国師墨跡」「春日宮曼茶羅」「唐物茄子茶入(紹鴎茄子・みほつくし茄子)」「志野茶碗銘広沢」「織部四方手鉢」などの重要文化財11点も収蔵している。春季(3月中旬〜6月中旬)と秋季(9月中旬〜12月中旬)の年2回企画展示を開催。
大阪府大阪市中央区平野町3-3-9
(1)地下鉄御堂筋線「淀屋橋駅」より徒歩5分
備考:大人700円、大学生400円、高校生300円
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