南大阪で最も長い石川沿いに、4市1町にまたがって広がる長大な公園。地域によって工夫を凝らした演出が楽しめる。南端の富田林地域に設けられているのは、歌人・西行法師の一生を色彩豊かな絵巻物でたどった「西行絵巻の広場」、その歌を紹介した「西行うたのみち」。これは隣接する河南町の弘川寺が、西行終焉の地であることにちなんだものだ。一方、羽曳野地域には、カラフルな花畑やスプリング遊具が並ぶ「あすか花回廊」、石川の歴史を描いた遊歩道が続く「あすか歴史の里」、藤井寺地区にはガラスタイルの遊歩道が続く「星の広場」なども。柏原地域の「玉手橋であいの岸辺」には、だまし絵のように模様が浮かび上がる「出会いのテラス」を設置。たっぷりとウォーキングを楽しもう。
大阪府羽曳野市駒ヶ谷140
(1)玉手橋であいの岸辺:近鉄南大阪線「道明寺駅」より東へ400m、星の広場:近鉄南大阪線「道明寺駅」より南東へ400m、あすか花回廊:近鉄南大阪線「古市」より南東へ1.2km、芝生広場:近鉄長野線「喜志駅」より南東へ2.5km、西行うたのみち:近鉄長野線「富田林駅」より東へ1.2km、駒ヶ谷地区:近鉄南大阪線「駒ヶ谷駅」より北西へ500m
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